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日々の養生17 座ってできる下半身エクササイズ

座ってできる下半身エクササイズで むくみ解消・太もも強化で膝痛予防

仕事などで長時間座っていると、ふくらはぎが浮腫み足全体がだるくなります。
歩く機会が少ないので、太ももの筋肉がおとろえ、いずれは膝痛や腰痛を招く原因になってしまいます。
座ったまま安全にできる方法を集めましたので、下半身をいたわってあげてください。

★まずはきちんと座る

尾てい骨を椅子の角に押しつけるように深く腰掛け、背筋を伸ばして膝を閉じる。
以下の運動はこの姿勢からはじめます。

椅子に姿勢よく座っている写真

 

①大腿四頭筋強化とハムストリングスのストレッチ 

座った状態から、片方の膝を伸ばす。
そのまま5秒こらえる。
太ももの前にある大腿四頭筋が強化され、後ろ側のハムストリングスがストレッチされる。
足を下ろして、5~10回繰り返す。反対も行う。

ひざを伸ばしている写真

 

②ふくらはぎの浮腫み解消

①と同じく、座った状態から片膝を伸ばす。
足首をゆっくり大きく屈伸させる。
ふくらはぎの筋肉が動くだけでなく。足首の周囲を通る血管の循環も改善される。
片方10回終わったら逆の足も行う。

足首を回している写真

足首を回している写真

③腸腰筋(大腰筋と腸骨筋)の強化

片膝の上に両手を置く。
太ももを持ち上げると同時に、両手で膝を押し返す。
5秒ほど力を入れてゆっくり抜く。5回繰り返し反対も行う。
※腸腰筋は骨盤の内側にあり、股関節を屈曲させる筋肉です。座っている間ずっと緊張しています。

片足を床から持ち上げている写真

★座り疲れは脾を傷つける(五労)★
脾臓ではなく「脾」は、消化器官の中心です。
座りすぎていると胃腸が圧迫され、お腹の調子も悪くなるということです。
歩き疲れは肝を、見疲れは心を、座り疲れは脾、寝疲れは肺、立ち疲れは腎を傷つける、
と言われています。何事もほどほどが一番ですね。