<重要>当院における新型コロナウイルスへの対応

日々の養生14 簡単指圧で目をいたわりましょう

目が疲れると、首、肩、背中がこってきます。
疲れた目をそのまま使い続けていると、前傾姿勢になって胸が苦しくなり、呼吸が浅くなって、
筋肉だけでなく胃腸の働きも 悪くなります。
「胃が痛くなったので来ました」なんていう方もいらっしゃいます。

目の疲れをこまめにとってあげると、良いことがいっぱいありますよ。

 

① 『太陽』の片手示指圧迫法(両手同時でも良い)
目尻の外側にある窪みが、疲れ目の特効穴『太陽(たいよう)』。
人差し指で指圧する。骨を通して、目の奥に響かせる気持ちで行う。

② 側頭筋の四指線状じゅうねつ法
側頭部全体に薄く広がっているのが頭痛の源、『側頭筋(そくとうきん)』。
母指を抜かした四本の指の腹で、上下に揉む。

③ 『風池』の左右同時母指圧迫法
頭と首の境目にあるのが、疲れ目にも頭痛にも良い『風池(ふうち)』穴。
まず、それらしい場所に母指を当てる。
頭をゆっくり後屈させる。指圧というより、頭の重みを指で支える感じ。
頭と首の境目がはっきり分かるので、何度か繰り返して気持ちの良い場所を探す。
風池のツボを押している写真1

風池のツボを押している写真2

付録
指圧の極意 漸増漸減(ぜんぞうぜんげん)

ここぞ、というツボに指圧する時には,じわじわと力を加え、しかるべき場所でいったん留め、入れた時と同じ速さで、ゆっくり力を抜く、漸増漸減法を使います。
1234と力を加え、5678で抜くのですが ,4と5は同じ強さを維持します。

全身やっていたら時間が足りないので、ここぞ、という時に使います。

太陽穴と風池穴はまさに、ここぞというポイントです。