<重要>当院における新型コロナウイルスへの対応

日々の養生11 前後左右から腰を鍛えましょう

腰痛の原因は、腰だけとは限りません。
股関節の周りやお腹の筋肉、殿部の筋肉が疲れたり弱ったり冷えたりして、腰痛を引き起こしていることが、かなりあります。
ということは、いろいろな筋肉たちが四方から支えてくれているので、腰は安定を保って いられるのです。
腰を支えている筋肉たちをパワーアップして、腰痛の予防に備えませんか。

 

①腹筋の強化(ふっきん)

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☆腹筋は前屈する時の主役です。
膝を立てて仰向けに寝て、頭の後ろで両手を組む。
顎を引いて背中を伸ばしたまま、上体を起こす。
肩甲骨が床から離れる高さで、息を吐きながら5秒こらえて、そっと戻す。

 

②中殿筋・小殿筋の強化(ちゅうでんきん しょうでんきん)

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☆股関節側面の筋肉で、主に足を横に開く働き。
横向きに寝て下の足を軽く曲げ、身体を安定させる。
上になっている足を、股関節から持ち上げる。
膝を伸ばしたまま、足が前後にブレないように注意。
そこで5秒こらえる。
10回終わったら、反対側も。

 

③大殿筋の強化(だいでんきん

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☆大殿筋は、太ももを後ろに振り上げる筋肉。
うつ伏せに寝る。
鍛えるほうの膝を90度曲げる。
その太ももを、股関節から持ち上げる。
持ち上げたまま5秒キープ。
10回終わったら逆足も行う。

これらの筋肉たちは、腰痛の治療対象です。
当院では、前後左右から腰痛施術を行っています